(1)よく日に当てて育てたアサガオを先端からまず7〜8センチで切り、再び途中で3〜5センチに
切ります。葉は葉枝を残して切り落とします。これが接ぎ穂になります。
(2)(3)接ぎ木は、台木の勢力が接ぎ穂の勢力より勝るとうまくつくので、切り取った接ぎ穂は 水を入れたコップなどに差し1日置いて、数時間乾かして弱らせてから接ぐようにします。
(4)イモを普通アサガオなどを植える栽培用土に植え込み、光に当ててしっかりと根を張らせます。 イモの茎に接ぎ木をする場合(ア)は1本の芽を丈夫に育てるようにし、イモに直接接ぎ木する場合
(イ)は、出てくる芽をすべて取り、根だけを張らせるようにします。 イモを植える向きは縦でも横でも斜めでもかまいません。
(5)(ア)は、台木の茎に接ぎ穂にあわせて切り込みを入れ、接いだら、 接ぎめをポリエチレンなどでくるみ、輪ゴム等で止めておきます。 (イ)は、台木に切り込みを入れ、接ぎ穂を差し込みます。
(6)濡らして絞った新聞紙と鉢をダンボール箱などに入れ、ポリエチレンの袋で密閉します。 日陰で一日置いておけば、ほぼつきます。 つかなければもう一度接ぎ穂を取ってまた接ぎます
成功させるには、(1)接ぎ穂や台木を切るとき、よくきれる刃物を使う。 (2)接ぎ穂は葉柄を残して葉を切り落とす。 (3)接ぐ前に接ぎ穂を弱らせる。(4)イモはあらかじめ植え込んで根を張らしておく。
(5)イモに直接接ぐ場合は芽が出たらすべて取る。 (6)接いだら、光を当てず、湿度100%保つようにする。という6つの注意が必要です。 はじめは、特に近縁な種のヘブンリーブルーというアサガオを接ぎ穂にするとより簡単につくでしょう。
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