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世界らん展取材報告

世界らん展日本大賞2011に行ってきました

 まだまだ寒風が吹きすさび、つい襟元を引き締めてしまう季節ですが、一足先に春のような華やかさを感じられる「世界らん展日本大賞」が水道橋の東京ドームにて開催されました(写真1)。

   会場に一歩足を踏み入れると、ランで作った大規模なアーチが迎えてくれました。アーチに使われているランは、見た目が鮮やかなだけでなく、大変よい香りが漂う品種も使われています。近寄って深呼吸し、甘く落ち着く香りでリラックスしながらランの世界へ入っていきました。

 大きなアーチをくぐり抜けると、正面のシンボルタワー上に2011年の日本大賞「セロジネ・クリスタータ,ホロレウカ‘ピュアホワイト’」(Coel. Cristata fma. hololeuca ‘Pure White’)が飾られていました(写真2)。 たった一株から2000輪もの花を同時に開花させ、見事な球状に仕立てた約2メートルの作品は圧巻、目を見張る大きさです。いったいどうやって審査会場まで運んだのかも気になりました。

 美術工芸審査部門には、日本園芸協会ボタニカルアーティストの会の会員の方が多く出品されました(写真3)。奨励賞を大見千代子さん、トロフィー賞を澤登千代子さんが受賞されました。おめでとうございます。

 「あなたの知らない蘭との出会い〜クモ・へび・蝶〜」では、タイトルの通り、蝶のようなラン(写真4)、タランチュラのようなラン、コブラのようなランが展示されていました。ランにはさまざまな形がありますが、このように別の動物に当てはめて見てみるというのもおもしろいですね。もっと他にも当てはめられるランがあるかもしれません。

 その他毎日かわるステージプログラムやワークショップ、プロのアーティストによる作品展示など、一度に見切れないほどのさまざまな展示が展開されました。もちろん自分で育てたい方のための店舗販売も充実。

 寒さを吹き飛ばす、熱気に溢れたランの大きなお祭りです。来年もぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


世界らん展 ホームページ
http://www.jgpweb.com/

●写真をクリックすると拡大します。


写真1 ランでつくられた豪華なゲート

写真2 2011年の日本大賞

写真3 ボタニカルアート奨励賞作品
プレクトレルミンサス・コーダタス
(大見千代子画)

写真4 ヒラヒラ蝶が舞うような
バタフライオーキッド

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